ユニヲンジャック(先代)

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No.405 東大生と劇場版モンストを観に行った話

テキスト

みなさん、モンストやってますか~~!!???

僕はやったことないです。

では、みなさんは知り合いに東大生って居るでしょうか。

僕は偶然いるんですけど、いない方が好ましいです。

なぜなら、モンストの映画を観に行かされるからです。

モンストの映画を観に行かされるからです。

僕はもちろんイヤだと言った。何が悲しくて新年1月2日からやったことのないソシャゲーの映画(と書いてモンスターストライク THE MOVIEと読む)を観に行かにゃならんのだ。

「そんなにモンストが好きならモンストが好きなヤツと行くか1人で行くのが筋じゃないのか」ということをあらゆる言葉を尽くして伝えたかったのだが、東大生には難しいロジックだったらしい。

彼は言った。

「オレもモンストやったことないし、1人でこんな謎アニメ耐えられるわけが無いだろう。」

そう、キチガイなのだ。

彼はアニメ研究会に属しており、とにかくアニメと名の付くものは盲目的にチェックしなければならないと思い込んでいる。

強者と呼ばれる者とは戦わずにいられないストリートファイターのリュウみたいだな、と思った。

他のアニ研メンバーは「笑顔が止まらなくなるアニメ」と評していたらしい。彼もまた東大生なのだろうが。

笑顔になりたかった。

「でもこの金でローグワンを観たかった」という旨の発言を20回ぐらいした後に、『モンスターストライク THE MOVIE』の幕は上がったのだ。

果たして僕はこの映画に感想を記して良いのだろうか。モンストを知らないこの僕が。

結論から言えば、無限に笑顔になれる最高のアニメだった。

そして、最高に支離滅裂だった。

モンストを知らない僕が良くないのか、この映画が良くないのかは分からない。

ただ、振りまいた多くの要素はあまり回収されないまま宇宙ゴミのように劇場内を漂い続けたし、

舞台は東京から島根に移るのだけれど、主人公たちは急ぐ必要があるのに鈍行を乗り継いでまる3日ぐらいかけて本編中ずっと島根に向かい続けたし、

そもそも因縁の地が島根である意味が全くわからないどころか無駄に遠くてキャラクターがそれぞれ今どこに居るのかわかりにくいし、

さっき東京に居たキャラが直後に主人公たちを追ってきたりするような物理ワープが頻発するし、

高校生の主人公たちの小学生時代を描いた作品のようなのだけれど、導入部で主人公(高校生)のもとに現れて過去と未来を繋ぐキャラクターはその場面以降2度と出てこなかったし。全ての発端は貴方じゃないのか。

主人公たちがみんなで歌いながら線路を歩くシーンがあるのだけれど、最初に歌いだした子が途中のフレーズで詰まって、横の子が教えてあげるように被せて続きを歌って、それが広がってみんなで歌うみたいな良いシーンなのだけれど、その曲が甲本ヒロトの『日曜日よりの使者』なんすよ。『日曜日よりの使者』が小学生の常識になっている。

他にも、島根のヤンキーのバイクに石をぶつけて怒られた主人公が急に逆ギレして殴り合ったり、それまでドラゴンの背に乗って雲の上を飛んでいたのに地上に降りて夜が来たら寒がったり、東京で召喚されたラスボスは特に破壊活動などをせずにじわっと島根に向かったり、主人公たちの中で青い髪の子に最後まで全くキャラ付けがなかったり、

本当に上映時間中ずっと笑顔が止まらなかったし、最終的には主題歌がナオト・インティライミという情報までおもしろく感じた。最高のアニメだ。

やはり東大生は間違っていなかったのだ。東大生なのだから。

そんな劇場版モンストですが、僕の行く映画館では12月10日公開に対して、今日終わります。

あまりに短命。

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