平成の怪物クソアプリ 「丸亀製麺(公式)」 (#373)
丸亀製麺、いいですよね。安いし気分を選ばないので僕もよく利用しています。
っていう店舗そのものの話じゃないんだ今回は。
事件は会議室で起こってるんじゃない、App Store で起こってるんだ。
というわけで、ゴーサインを出した全てのチェック機構にどういうつもりか訊きたい怪アプリ「丸亀製麺」の紹介。
まずはアプリの簡単な紹介
まずは App Store のページ。評価の星の低さが伺える。
ダウンロードして起動すると、まず「データを最新化しています」の文字と共にちょっとイラっとするぐらいの長さのロードが入る。
しかもこのロード、アプリを立ち上げるたびに入るという徹底ぶり。何をそんなに更新することがあるんだ。
メインとなる機能は「近くのお店を探す」「お店仮想体験」「丸亀写真館」「うどん占い」の4つ。のみ。
うすうす感づいているかもしれないけれど、クーポンの類いは一切ありません。
近くのお店を探す
予想通り、GPSから地図上に店舗を表示するだけの機能だったので割愛します。
お店仮想体験
丸亀製麺での一連をシミュレーションできる機能。
いろいろ言う前にまずはやってみよう。
うどんも背景も実写なのに、店員のおっさんだけテイストの分からないイラストでした。
天ぷらを選ぶ。仮想なんだからもっと豪盛にすれば良かったかな、と思わなくもない。
天ぷらを盛り付ける。
これが本当に画像に画像を重ねているだけのクオリティで酷い。
画像のようにちくわ天を宙に浮かすことも出来る反面、皿に取っておくという選択肢はない。
あと急にお盆が小さすぎる。頼んだの並サイズだぞ。
そして何よりも、この機能の必要性がサッパリ分からない。ちなみに会計は900円でした。
丸亀写真館
おそらくメイン機能でありキラーコンテンツである「丸亀写真館」
導入ページでは「天ぷらをデコる」という生まれて初めての日本語が踊ります。
今回は三代目 J Soul Brothers の関口メンディーさん(以下関口氏)をモデルにしようとしたのだけれど、ここで1つ問題が。
画像をライブラリから読むと、決定ボタンが押せない不具合によって拾った画像を使うことが出来ない事態が発生。
苦肉の策としてPCの画面を直撮りした関口氏を使うことにしました。
「天ぷらをデコる」
言いたいことはいろいろある。
- 1度出した天ぷらを消せない。
これによって「ビジュアル的に無いな」と思ったハムカツを採用せざるを得なくなりました。 - 天ぷらは拡大縮小が出来るけれど、最小サイズがデカすぎる。
画像の天ぷらは半熟玉子以外すべて最小サイズです。 - そして何よりも、この機能の必要性がサッパリ分からない。
関口氏の表情も心なしか引きつって見えます。
うどん占い
最後の機能は、安直ながらも安定感のありそうな「うどん占い」
丸亀製麺は従業員におばちゃんも結構いる印象ですが、「うどん占い」のイラストもおっさんの使い回しです。
……と思ったけれど、あれ……? これ、おばちゃんか……? どっちだこれ……?
うどんをチョイス。最近寒いので「かけ」にしましょう。
はい注目、ここが「うどん占い」最大の山場、指をスライドしてうどんの湯切りをします。
「なんで実際の店舗で客がやらない手順があるんだ」とか、「そろそろ充電したほうがいいかな」とか、そういうことは一旦考えずにお湯を切ります。
お前が占うのかよ。
はい。
……以上です。このアプリは本当に以上です。
「何だよこれ、何でこんなのリリースしたんだよ!」
「今更だけどライブラリのバグはあり得ないだろ!デバッグしたのかよ!」
って思って調べると、やはりちょっとした話題となっているらしく、各所で既に取り上げられていました。
この紹介はちょっと情報が遅かったなあって思います。
…
……
あっ、
当たってる!
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